フィギュア ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer. 「ゴジラ対ヘドラ」 Artistic Monsters Collection - 電脳アーカイブ:フィギュアホビーの最安・最新情報
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フィギュア ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer. 「ゴジラ対ヘドラ」 Artistic Monsters Collection

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ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer.が販売スタート

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CCPが展開するリアル志向の人気シリーズ「Artistic Monsters Collection(AMC)」に、四足歩行スタイルのヘドラが新たに加わります。今回登場するのは、よりダークで禍々しい印象を与える 「ナイトメアVer.」です。

発売予定日は2025年7月下旬。現在、同シリーズからは「水中棲息期Ver.」など複数の形態もラインナップ中で、どれを選ぶか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ナイトメアVer.の特徴や他形態との違い予約可能なショップ情報など、購入前に気になるポイントを整理してご紹介します。

なぜ注目?ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer.が放つ“異形の美”

「なにこれ、ちょっと怖い……」

足を持ち、這いずるように進むヘドラ。その異様な姿に、子供の頃ショックを受けた記憶がある方も多いのではないでしょうか。

ところが、AMCシリーズの手にかかると、その“気味悪さ”がまるでアートのような魅力へと昇華されるのが不思議。不気味なのに、目が離せない——そんな奇妙な美しさが、この「ナイトメアVer.」には詰まっています。

四足歩行=ヘドラの“進化”を象徴する姿

この姿は、海中から陸地へと進出してきたヘドラの変貌を描いた、いわば“終末のはじまり”を象徴する形態。

人類が垂れ流した化学物質の蓄積が、静かに育ててしまった脅威。その闇が、いよいよ海から地上へ姿を現す瞬間を、四足歩行のフォルムで表現しています。

「派手さに欠ける」と感じる方もいるかもしれません。

ですが、この形態こそ『ゴジラ対ヘドラ』という作品のメッセージ性、環境テーマを考えるうえで非常に重要な意味を持っています。

なぜこれほどまでに禍々しく、そして多くの人の心に残ったのか──。

その理由を考えていくと、このフィギュアの奥深さが見えてきます。

ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer. 「ゴジラ対ヘドラ」

価格、在庫は2025年07月07日 18時時点のものです。リアルタイムで変動するので、各販売店にてご確認ください。

迫りくる異形… ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer.予約受付中

ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer. 「ゴジラ対ヘドラ」
CCP|発売日:2025/07/下旬

画像提供元:駿河屋公式(商品ページに飛びます)

仕様:彩色済み完成品フィギュア【サイズ】全長約32cm、全幅約21cm、全高約12cm

不気味かつ美しい‥静謐さに秘められた迫りくる緊張感

CCPのAMCシリーズは、単なる再現フィギュアではなく、「怪獣をアートに昇華する」というコンセプトが根底にあります。 今回の四足歩行 ナイトメアVer.も、それを踏襲。 現実にありそうで、絶対にあってほしくない「生命のようなモンスター感」は、他ではなかなか味わえません。 この異質感・不気味さは唯一無二。 それでいてゾッとするほど美しい造形、彩色が同居する、アーティスティックな仕上がりとなっています。

注目ポイント

  • かなり珍しい四足歩行形態の立体化。
  • ドールアイ採用で、キモかわいいと言えなくもない

購入のポイント

CCPのナイトメア系は受注生産・限定流通が多く、後から入手困難になる傾向アリ サイズ的に高さは並ですが横幅があるので、フィギュア棚のスペースに余裕があるかは要確認です。
    • 参考価格:22,400円(税込)
  • 現在の価格:26,400円(税込)

予約はいつまで?発売日スケジュール情報

情報は2025年07月07日 18時時点のものです。リアルタイムで変動するので、各販売店にてご確認ください。
フィギュア/th>ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer.
予約締切予約受付中です
在庫状況在庫店舗は多数
発売予定日2025年7月下旬
価格22,400円→駿河屋
予約は2025年2月に予約開始されました。店舗によっては、品切れ、予約終了の可能性があります。

過去のCCP AMCヘドラ:注目のナイトメアVer.ラインナップ

AMC ヘドラ 成長期 ナイトメアVer.

“ぬめり”と“不定形”の極地。

まだ完成しきっていない成長期ヘドラの流動的なシルエットに、深みのある黒紫のナイトメアカラーが絶妙にマッチ。

不気味でグロテスク、そしてどこか魅入られるような存在感。アートフィギュアとしても評価が高い逸品です。

四足歩行Ver.と同様、「攻めた造形美」が好きなコアファンに支持されています。

AMC 煙突ヘドラ 上陸期 ナイトメアVer.

煙突が体に突き刺さった“異形”のビジュアルを、そのまま立体化した挑戦的モデル。

ナイトメアVer.の重く沈んだ配色が、まるで“汚染された空気の集合体”のような陰鬱な雰囲気を醸し出します。

上陸期特有のユニークさを抑え、環境破壊というテーマを強調した、異彩を放つホラーテイストの造形です。

AMC ヘドラ 完全期 ナイトメアVer.

完成されたヘドラの“王道シルエット”を、ナイトメアVer.でダークに再解釈。

ただ立っているだけなのに圧倒的な威圧感があり、重厚な塗装が“静かなる恐怖”を際立たせています。

「ヘドラって、こんなに怖い存在だった?」と、印象を覆されるほどの造形力。

ナイトメアVer.シリーズの中でも完成度が高く、代表作のひとつといえる存在です。

『ゴジラVSヘドラ』――異色怪獣映画の魅力とは

ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer. 「ゴジラ対ヘドラ」 画像提供:駿河屋(特撮DVDゴジラ対ヘドラ

当時の日本で深刻化していた公害問題を、怪獣映画というフォーマットを用いて真正面から描いた意欲作です。

前衛的な描写もあいまって賛否が分かれる、異色のゴジラ映画となります。

社会派の異色作――エンタメを超えた問題提起

ヘドラは、微小生物が公害による有害物質を吸収して巨大化するという、強烈な社会批判を背負った怪獣です。

劇中では、汚染された海や空気、そしてヘドラの被害にさらされる人々の姿がリアルに描かれ、当時の公害問題に対する強いメッセージが込められています。

無関心な大人たち、公害から逃れられない市民たちの姿を通して、作品は単なる怪獣映画ではなく、社会に対する鋭い風刺として成立しています。

このテーマ性こそが、『ゴジラ対ヘドラ』をゴジラシリーズの中でも異質で重厚な一本に仕上がった一因です。

賛否を呼んだ異端の傑作――カルト的人気の理由

公害の恐怖は、音もなく忍び寄り、気づいたときには全てを侵食している──。

その姿を体現したヘドラは、破壊や暴力ではなく、“じわじわと広がる汚染”という形で恐怖を拡散していきます。

見るたびに不気味さを増す成長過程、湿った動き、耳障りな効果音。そして、街の崩壊描写と相まって、観る者に不快感すら与える演出が徹底されています。

さらに、ファンキーな音楽やアニメーションといった前衛的表現が加わり、“ナイトメア”という言葉がぴったりの異様な世界観が形成されました。

その挑戦的すぎる演出には、公開当時、戸惑いや否定的な意見も多く寄せられましたが……。

今なお色あせることのないメッセージ性と唯一無二の演出スタイルは、時代を超えて再評価され、カルト的人気を博しています。

ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer. 購入ガイド

ナイトメアVer.は、デザイン・存在感ともに非常に個性的で、価格もサイズもそれなりにインパクトがあります。

「本当に買って後悔しないだろうか?」と不安になる気持ちも、ごもっともです。

そこで、購入前に確認しておきたい“セルフチェック項目”を以下にまとめました。

あなたにとってこのフィギュアが「刺さる1体」かどうか、ぜひ冷静に見極めてみてください。

おすすめできる人

CCP AMCのヘドラを持ってる人→コレクションの完成を目指すのも、一つの楽しみ方です。

癖強めなフィギュアが好きな人→不気味+異質な存在感では恐らく上位の仕上がり

映画の世界観やメッセージ性に共感している人

待ち判断で良いかも・・・な人

飾るスペースが不安な人→横幅と奥行きがあるフィギュアなので、スペース確保が大切

不気味デザインが苦手→実物は商品写真より不気味に見える可能性あり

プレミア価格を期待している人→人気だけど、プレミア化する確率はまだ不透明

ヘドラ四足歩行 ナイトメアのQ&A

A. 歴代のAMCと比べるとやや高額です。ただサイズ感や造形・彩色の複雑さからすると、バランスの取れた価格とも考えられます。

A. 黒を基調にメタっリックパープルやレッドを織り交ぜたカラーです。人気があり、上陸期や成長期など、豊富なラインアップがあります。

A. ギミックは搭載されていません。静かに忍び寄ってくるヘドラの不気味さを表現した、静的フィギュアとなります。

A. CCPの怪獣フィギュアは発売後は品薄になり、中々手に入らないモデルも多々あります。本作の場合も断言できませんが、在庫があるうちに買うのが安心です。

A. 見てなくても、かなり楽しめると思います。個性的なフィギュアを探している方には、有力候補でしょう。それで映画に興味が湧いたら、映像を見てみるのも悪くありません。

まとめ:ヘドラ四足歩行 ナイトメアVer.が気になるあなたへ

『ヘドラ 四足歩行 ナイトメアVer.』は、CCPのArtistic Monsters Collectionらしい「芸術的再構築」と、映画『ゴジラ対ヘドラ』が持つ“異形性・社会性・気味の悪さ”を、見事に融合させた立体作品です。

造形そのものは万人受けする作品ではなく、ひと目で「これが欲しい」と思える人は少数派かもしれません。

しかし、不気味さの中に潜むメッセージ性や、“生理的な違和感すらアートへと昇華させた造形美”は、コアなファンやAMCコレクターにとって唯一無二の魅力となっています。

じわじわとくる存在感。目にするたびに考えさせられるメッセージ。普通の怪獣フィギュアとは違う、「語るべき何か」を持った逸品。

もし「なんか気になる…」「でもちょっと怖い…」と感じているなら、それこそがこのフィギュアが持つ“力”なのかもしれません。

飾る場所を選ぶ。主役にはなりにくい。でも、あなたのコレクションの中で、もっとも印象的な一体になるような、ポテンシャルを持ったフィギュアです。

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